シマニテ・ログ 【タビノタヨリ】LETTERS 02
思い出の種
アシタバ・ストーリー
「この明日葉をお茶にすることはできないだろうか・・・」
その芳醇な香りと独特なる旨味に魅せられた男がふとつぶやきました。
味だけではなく栄養も豊富な明日葉は
お茶にしたらきっと喜んでいただけるのではないか・・・
確信めいた予感とともに男はその地へと赴きました。
明日葉のお茶を、旅の思い出とともに誰かに贈りたい、と思う人の気持ちはどんなものだろう・・・
男は冒険の旅の道すがら、帰りの船の中で想像を巡らせていました。
それはとてもあたたかで清らかな思いなのではないか、
男はゆるぎないものを心に感じながら、ある言葉を紡ぎました。
ある日、男は幼い我が子に尋ねました。
「この文字はどう思う?」
そう問いかけながら、何度も書き直しをしました。
男の隣にはいつも我が子がいて、その子は親の姿をずっと見ていました。
そうして出来上がったのが、直筆文字による「あしたば自然茶」のラベルデザインだったのです。
それは、40年前の思い出の種として、
今もなお忘れずにわたしたちの記憶として色濃く刻まれています。
皆さまにとってのMemento <思い出の種>とは、どんなことでしょう。
シマニテカンカン<思い出の種>が入荷いたしました。
皆さまの大切な思い出をこの缶に詰め込んでみてはいかがでしょうか。